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健康保険を使った「保険診療」では、それぞれの薬は指定された病気にしか使うことはできない上、使用する量・期間も制限されています。また、検査などを行う際にも、行う頻度や項目数が厳密に定められており、医療費の一部だけを自費でまかなう「混合診療」も認められてはいません。つまり、健康保険は医療費の7割をまかなえますが、その範囲は、あらゆる方に公平にメリットを与えるほどには広くはないということです。
漢方診療の場合、たとえ考えられるベストな漢方薬であっても、健康保険では使用が認められない場合も少なくはないのが現状です。生薬の煎じ薬を使用する場合はもっと制約が厳しく、その種類はもちろん、使用量についても限度が定められています。そのため、漢方治療の場合には、健康保険の範囲内で思うような処方が施せないこともあります。
だから、医療費を健康保険に頼らずに、漢方診療本来の治療を自費によってまかなう「自由診療」には、大きな意義があるのです。 |
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